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米国・ウィスコンシン州にあるアクアポニックス農場Superior Freshは、サーモンの排泄物を野菜生産に利用するなど、クリーンかつ持続可能な方法で野菜とサーモンを生産しています。RAS環境下でアトランティックサーモンを大規模に生産することに成功し、米国初の商業生産を可能とするアクアポニックス企業を立ち上げました。これまでの実績により、彼らは高級自然食品小売業界でも一目置かれる存在となりつつあります。
優れた餌と認証付きサーモン
米国USDA Organic認証の制度上、養殖・天然にかかわらず、水産物は適用の対象外になっています。一方、近年高まりつつある消費者の"オーガニック"に対する関心に応えるには、生産者は自社製品の質の高さを証明するために、信頼する認証機関を活用する必要があります。
Superior Fishの製品は、A Greener World (AGW)によりNon-GMOであることを認定されています。この認定は、彼らの魚および飼料に遺伝子組み換え技術が用いられていないこと、抗生物質や成長ホルモンを使用していないことを意味しています。また、アクアポニックス農場としては世界で初めて、Global Aquaculture Allianceから「Best Aquaculture Practice」の認証を受け、モントレーベイ水族館シーフードウォッチの「Best Choice」にも認定されています。
考え抜かれたアクアポニックス農場
彼らが生産する野菜は、米国USDA Organic認証を取得しています。そのため、同時に生産するサーモンの品質も厳格な基準に引き上げ、認証の完全性を維持する必要があり、彼らの飼料には合成品が一切含まれておりません。
ナチュラルな餌と色
養殖サーモンにとって、アスタキサンチンは成長に欠かせない成分の一つになります。Superior Fishが目指すサーモンの生産には、Panaferd®のような自然由来のアスタキサンチンが最適な選択肢となります。